iKKGon for iPhone
iPad
English
Deutsch

iPad/iPhoneの最大の弱点はキーボードです。
iKKGonは、外付けキーボードを超えるバーチャルキーボードを提供します。

Version 4.0になりました。(2012.2.14)
Version 5.0になりました。(2012.6.14)
Version 5.1になりました。(2012.7.14)
Version 5.2になりました。(2012.8.31)
Version 6.0になりました。(2012.10.24)
Version 6.1になりました。(2012.11.14)
Version 6.2になりました。(2012.12.4)
Version 6.3になりました。(2013.1.25)
Version 6.4になりました。(2013.6.1)
Version 6.5になりました。(2013.7.9)
Version 7.0になりました。(2013.7.31)
Version 7.1になりました。(2013.11.21)
Version 7.2になりました。(2014.1.12)

   


5本の指を使ってキーボード入力してみませんか?
片手で10個のキーを操作します。
すべてのキーが指の真下にあれば、文字入力はずっと簡単になります。

iPadでも使えます。
iCloudに対応しました。iPhone・iPad・Macでデータを共有できます。

日本語入力
日本語を入力するには、AとOを同時にタップしてください。ローマ字入力と同じ要領でかなを入力します。

ネットで漢字変換
iKKGonは、オリジナルキーボードを使用するため、システムの漢字変換機能を使うことができません(公開されていない)ので、Google CGI API for Japanese Inputを利用して漢字変換を行います。つまり、入力したかな文をネットを介してGoogleに送信し、漢字変換された文を受け取ります。このため、ネットに接続されていないときは漢字変換ができません。また、ひとつのかな文に対する変換候補は最多で5つに限られていますから、同音異義の多い単語や有名でない固有名詞は、候補に入らないことがあります。

独自の単語辞書(学習辞書)
その対策として、iKKGonでは独自に単語を登録して利用できるようにしました。辞書は、バージョン6.0から追加した学習辞書と統合し、登録した単語は変換候補の一つとして表示されるようになりました。 登録単語・学習内容はlearn.txt(learn.ict)で確認することができます。

後変換
iKKGonは、かなとして確定した文を後で漢字変換することができます。

カーソルキー・数字・記号の入力
親指を除く4つの黄色のキーのうち2つを同時にタップすると、それぞれの入力モードへ移ります。入力し終えたら「かな入力」をタップするか、もう一度2つのキーを同時タップすると、かな入力に戻ります。
「H」「R」:カーソルキーとコピー&ペースト
「H」「M」:数字と演算記号
「H」「W」:かっこと記号
バーをタップしている状態でも同じキーの組み合わせで入力モードが変わります。
1つめのキーをタップするとそのキーの文字が入力されますが、かまわず2つめのキーをタップすれば、入力された文字は消去されます。

スライドオン(フリック)
タップした指をあげずに滑らせると、裏のキーが入力されます。たとえば英字モードでTをタッチして下に滑らせるとDが入力されます。滑らせる方向は、親指は左右のみ、その他の指は上から下のみです。
ファイル名を表示している白い画面の下の方ににタッチすると、フリックしたときに入力されるキーが表示されます。それをタップすればその文字が入力されます。
ロングスライド:サブキー(上側のキー)を長く滑らせると、また別のキーが入力されます。
英字モードでは、E→. A→, O→?
かなモードでは、H→。 R→「」 M→Space W→・ 

ファイルリストの表示
白い画面の上の方をタッチするとファイルリストが表示されます。

ベーシックとスタンディングの切り替え
白い画面の下の方を左右にスワイプすることで、ベーシックポジション(20キー)とスタンディングポジション(10キー)を変更することができます。

ノーキースタイル
ファイル名を表示している白い画面を上下にスワイプすると、キーの円の表示/非表示を切り替えられます。
キーの円を表示しないときは、「ファイル」「キー設定」「KB非表示」のボタンも表示されなくなります。ファイルリストはファイル名(のあたり)をタッチすると表示されます。「キー設定」と「KB非表示」のボタンはキーのないところをタッチすると現れます。

スワイプでファイル切り替え
テキスト画面を1本指で左右にスワイプすると、メモが切り替わります。
ファイルリストを表示しているときは、左から右へ滑らせるとファイルリストの一つ上のメモが、右から左へ滑らせると一つ下のメモが表示されます。
ファイルリストを表示していないときは、ブックマーク順にファイルが切り替わります。ブックマークはファイルを編集・保存したときと、10秒以上ファイルを開いたときに更新されます。左から右へ滑らせるとより古いファイルが、右から左へ滑らせるとより新しいファイルが表示されます。
このとき現在開いているファイルが編集されていれば保存されます。

カーソルキー
「←←」は、段落の先頭までカーソルを移動させます。もう一度タップすると、テキストの先頭に移動します。かな入力中・変換中はその先頭文字まで移動します。逆に「→→」は段落の最後に移動します。もう一度タップすると、テキストの最後に移動します。かな入力中・変換中はその最後の文字の後ろに移動します。

全画面表示
「KB非表示」ボタンをタップすると、全画面にテキストが表示されます。画面の四隅に矢印が表示されます。右下が次ページ、右上が前ページ、左下がキーボード表示、左上がファイルリスト表示のボタンになります。右下の次ページボタンをタップしたままにするとリピートします。3秒以上タップしたままにすると文末にジャンプします。右上の前ページボタンも同様にリピートし、3秒以上のタップで文頭にジャンプします。   

ダブルメモ:キーボード上にメモを表示
編集ファイル名の下(参照ファイル名)をタップすると、ファイルリストが表示されます。ファイルを選択すると、キーボード画面にテキストが表示されます。
この画面を左方向にスワイプすると、テキストは消え、キーボードが表示されます。右方向にスワイプすると、テキストの下にキーボードが表示され、通常のキー入力が可能になります。キーボード上のテキストが不要になったら、参照ファイル名が表示されているところをタップし、キーボード画面を左方向にスワイプして消してください。

自動ブックマーク
開いたファイルを閉じるとき(電源を切る、別のファイルを開く、別のアプリに切り替えるなど)に、表示開始行とカーソル位置を記録して、もう一度開いたときに復元します。
iKKGonがインストールされているすべてのデバイスで同期します。(Ver7.1)

下マージン(入力行のコントロール)
1画面を超えるような少し長い文を作成するときは、入力画面の一番下が常に入力行になります。iKKGonでは特に、指がおおいかぶさったりして見にくいので、下マージンを設定できるようにしました。ホーム画面から「設定」アイコンをタップして設定してください。

Cut・Copyの選択範囲について
選択範囲が表示されている場合はその範囲が選択範囲になります。
カーソルが段落(改行コードで区切られた範囲)の最初または最後にあるときは、その段落が選択範囲になります。
カーソルが段落の中にあるときは、カーソルのある単語を抽出します。英文のようにスペースで区切られていればその単語が選択されます。日本語の場合は漢字またはカタカナの連続を単語と見なします。
画像が表示している行にカーソルがある場合はその画像が選択されます。
Pin:カーソルキーで範囲を選択するため、基点を固定/解除するキー

ショートコマンド
iKKGonでメールの本文を書いたあと、行を変えて、
-tm iKKGonについて
と入力してReturnキーまたは改行キーをタップすると、本文がコピーされ、タイトルに「iKKGon について」と入った、私宛のメール送信画面が呼び出されます。これは、-tmに私のメールアドレスを登録してあるからです。
行頭からはじまる-xxという形式の3文字によって、直接メーラーを呼び出すことができます。メールアドレスの代わりにサイトアドレス(URL)を登録すればSafariが起動してそのサイトを開きます。

ショートコマンドの作り方
行頭から、
-rg -xx メールアドレスまたはサイトアドレス(URL)
と書いて、Returnキーまたは改行キー。
xxはどんな文字・数字でもかまいませんが、2文字であることが絶対条件です。
ショートコマンドだけ書くとそれを削除します。たとえば、
-rg -xx
は、-xxを削除します。
登録内容は、sc.txtで確認することができます。

予約コマンド
次のショートコマンドはiKKGonが使っているので、登録できません。
-gg
Googleの検索ページを呼び出します。-ggのあとスペースを入れ、検索キーワードをスペースで区切って書きます。
-mp
Google Mapsを呼び出します。検索キーワードがあれば、-mpのあとスペースで区切って書きます。
-sv
編集中のテキストをファイル保存します。同名のファイルがあれば上書きします。
iKKGonが保存するファイルは、すべてUTF-8でエンコードされたテキストファイルで、拡張子がtxtになります。
拡張子は自由につけることができます。
自動保存
iKKGonは編集中のテキストがあれば、他のアプリに切り替えたり、電源を切ったりする時、またはホームポジションを変更したり、別のファイルを開く時、自動的にファイル保存します。また、テキストが空になればファイルも削除します。したがって、テキスト全部をカットした時は、ファイルもなくなります。
iKKGonが使っている辞書など("sc.txt","sw.txt","gsw.txt","ajp.txt","kp.txt","learn.txt")を直接編集したときは必ず、-svで保存してください。iKKGonはそれらを読み込み、辞書を更新して、その内容を基にファイルに保存します。そして、あらためてそのファイルを開き直します。
新規でテキストを書き始めると、その瞬間の年月日時分をファイル名とします。ファイル名を変更したい時は、行頭から、
-sv ファイル名
としてReturnキーまたは改行キーをタップします。
原則としてiCloud上にファイルを保存します。iPadの設定のiCloudで「書類とデータ」が「オン」になっていることが必要です。ファイルの拡張子は.ictになります。ただし、iCloudには、拡張子が.txtの標準テキストファイルとして保存します。.ictはiPad/iPhoneに保存されているファイルと区別するためのマークにすぎません。
iCloud上のファイルの最新のコピーをiPad/iPhone内に持っています。インターネットに繋がっていないときも編集することはできます。
-so
iPad/iPhone内にファイルを保存します。ファイルの拡張子は(指定しなければ).txtになります。
-rg
ショートコマンドのメールアドレス・サイトアドレスや、略語を登録/削除します。
-fs
テキストのフォントサイズを変更します。10から30までが有効です。
-kp
現在のキー位置を起動時デフォルトとして保存します。kp.txt参照。
kp.txtを削除すると、初期値にリセットします。
-tp
タップポイントを点で表示/非表示します。
-*/
ここまでコメントアウトします。たとえば、メールの返信文を書く時、送られてきたメール文をコピーして、次の行に-*/と書き込めば、返信メールにはコピーされません。
-/*
ここからコメントアウトします。-*/との組み合わせでも単独でも使えます。
-cl
キーの色。カラー/グレイ
-ht
-htのあとスペースで区切って入力(ペースト)したサイトアドレス(URL)を開きます。
-ml
-mlのあとスペースで区切って入力(ペースト)したメールアドレスに送信します。
メールアドレスなしでも使えます。メールの送信画面で一覧から選択できます。
-ut
-utのあとスペースで区切って入力したキーワードを使ってYouTubeで検索します。
-ws
-wsのあとスペースで区切って入力したキーワードを使ってThe WISDOM English-Japanese / Japanese-English Dictionary(要購入)で検索します。このコマンドは不要であれば削除しても構いません。
-dj
-djのあとスペースで区切って入力したキーワードを使って大辞林(要購入)で検索します。このコマンドは不要であれば削除しても構いません。
-kc
各キーが何回タップされたかを表示します。
-up(バージョン6.0で廃止)
縦長使いの時キーボードの位置を上へずらす/戻す。スタンディング・ポジション(10+1)の時だけ有効。これはネックストラップが邪魔になることがあるためです。
-mt
同時タップ時の、同時と見なす待ち時間を設定します。-mtのあとスペースで区切って20から1000までの数値を書き込みます。初期値は100ミリ秒。(20キー表示の場合のみ有効)
-jp(-njは廃止)
日本語入力モード設定。ドイツ語入力モードを無効にして、日本語入力モードを有効/無効にします。
-tw
テキストをツイッターに投稿します。-*/(ここまでコメントアウト)が使えます。
-fd
テキスト内を検索します。-fdのあとスペースで区切って検索文字を入力します。検索文字がすべてアルファベットの小文字の場合は、大文字と小文字を区別せずに検索します。他に検索のオプションはありません。検索中にファイルを変更すると、指定したファイルを検索します。
WordCopyあるいは範囲を指定してCopyをすると、WordCopyのキー表示が「検索」に変わります。それをタップすればコピーされた文字を検索文字として検索します。
-rp
テキスト内を検索し、文字を置換します。-rpのあとスペースで区切って検索文字、さらにスペースで区切って置換文字を入力します。
-ce
カレンダーにイベントを追加します。1行目はタイトルに、2行目は場所に、3行目以降はメモに書き込みます(省略可)。-ceのあとスペースで区切って日付と開始時刻を.で区切って入力します。たとえば、-ce 15.1330は15日の13時30分となります。現在が15日の13時30分以降であれば、来月の15日になります。-ce 20120515.1330の年月の省略形。.の代わりに+を入れると12時間制の午後となります(-ce 15+130)。分は省略できますが、入力する時は必ず2桁で入力してください。-ce +1は今日(または明日)の午後1時になります。曜日を指定することもできます。-ce 金曜10または-ce き10は、次の金曜日午前10時となります。-*/(ここまでコメントアウト)が使えます。
通知時刻を同時に指定できるようになりました。(バージョン6.1)
-ce 15.1330-30のように入力すると、30分前に通知します。
-de(-gmは廃止)
ドイツ語入力モードを有効/無効にします。ドイツ語入力モードは日本語入力モードと入れ替わります。英語入力モードではRとL、ドイツ語入力モードではNとRの同時タップで英語とドイツ語が切り換わります。日本語入力モードに戻すには、-jp ショートコマンドを使ってください。
-ca
全テキストをペーストボードにコピーします。
-cb
元データ(*.txt *.ict)のないバックアップファイルを一括削除します。
-di
iCloudの代わりにDropboxを使います。
-sk
「キー設定」ボタンを「システムKB」ボタンに変更します。
-st
「キー設定」ボタンの代わりに、キー設定をします。
-rs(バージョン6.0で-stから変更)
キーポジションをデフォルトに戻します。つまり、kp.txtにあわせます。
-at
バージョン6.2からキーをタップした点をすべて記録します。-atはそれらのうち最新の10000個の位置をを表示します。-saを実行すると、データをクリアします。
-sa
記録されたタップ点の中心(平均値)にキーをセットします。
-ta
子音キー(TKSNHRMW)単独で、あ段のかな(たかさなはらまわ)を入力できるようにします。い段からお段のかなと濁音は同時タップでのみ入力できるようにになります。(ベーシック・ポジションのみ有効)
-db
スタンディングポジションの利き手を変更します。
-lf
左利きの人のために20キーの文字を左右反転できるようにしました。
-gp
現在地の緯度と経度を書き込みます。同時にペーストボードにもコピーします。-mp のあとにこの文字列(数値)を書くとその地点の地図を表示します。「設定」-「プライバシー」-「位置情報サービス」がオンで、「iKKGon」がオンになっている必要があります。
-ma
後に続く検索キーワードと共にアップル版マップを呼び出します。
-sc -sr -sl -su -sd
2指検索で呼び出すコマンドを指定。-scはタップのみ。-srは右スワイプ。-slは左スワイプ。-suは上スワイプ。-sdは下スワイプ。
-cm
カメラを起動して、撮った写真をテキストに貼り付けます。写真はカメラロールに保存されます。(画像表示参照)
-pt
デバイス内に保存されている写真から選択されたものをテキストに貼り付けます。(画像表示参照)
-im
Googleの画像検索ページを呼び出します。-imのあとスペースを入れ、検索キーワードをスペースで区切って書きます。
-yh
Yahooの検索ページを呼び出します。-yhのあとスペースを入れ、検索キーワードをスペースで区切って書きます。

2指検索
2本の指でテキストをタップすると、指で挟まれた単語を即座にネット検索します。これはショートコマンドで「-gg 単語」と入力するのと同じことが1アクションでできるということです。
カーソルを行末に置いて、文字のないところをタップすると、その行(段落)全部を検索語とします。単語をスペースで区切れば複数の検索語として認識されます。
カーソルが行末でなければ単語を抽出します。日本語の場合は、漢字のみまたはカタカナのみを単語として選びます。
検索語がURLであればSafariで開きます。位置座標(緯度,経度)であれば地図を表示ます。
2指検索+スワイプ
2本指でタップした後スワイプ(上下左右)することで、さらに4つの検索エンジンを呼び出すことができます。
ショートカット・ジェスチャー
2指検索(+スワイプ)は、ショートコマンドを単語(行・段落)つきで呼び出すジェスチャーです。どのショートコマンドを呼び出すかは、-sc -sr -sl -su -sdに書かれているもので決まります。たとえば、-cm(カメラ)のように呼び出すのに単語を必要のしないショートコマンドでも使えます。(単語は無視します)

画像表示
iKKGonが扱うファイルはテキストだけ(.txt)です。しかし、デバイス内の写真(アルバム・フォトストリーム)をテキストの上に表示することができます。テキスト内に写真のURLがあれば、画像をその上にかぶせます。テキスト上の画像の大きさはURL・ファイル名に続く改行コードの数で決まります。改行コードを増やせば大きくなり、減らせば小さくなります。ただし、画像の位置や大きさの更新は画面の向きの変更や再読込などのタイミングにだけ行います。
画像をタップすると全画面表示します。画像が複数貼り付けられているとき、上下のスワイプで切り替えられます。
フォトストリームで写真を共有していても、各デバイスごとに写真のURLは異なっているので、別のデバイスで貼り付けた画像は表示されません。
画像を貼り付けたテキストをメールすると、画像ファイルが添付されます。受信先のメールソフト(OS)によって画像の表示が異なります。iOSのメールでは画像を貼り付けた位置にファイル名と四角い空白が表示され、本文の後に画像が続きます。Windows Live Mailでは画像を貼り付けた位置にファイル名と画像が表示され、本文の後にもう一度画像が表示されます。Gmailでは、ほぼiOSと同じです。
-twツイッターでも画像を添付できます。
画像のカット・コピー・ペーストができます。よって他のアプリと画像の受け渡しができます。
iKKGonで画像をカット・コピーするときは、画像が表示されている行にカーソルを置いて、CutまたはCopyキーをタップしてください。システムのペーストボードに画像があれば、Pasteキーをタップすれば、カーソルのある場所に挿入します。
iKKGonに画像を貼り付けるとき、長辺が1024ピクセルを超える画像は縮小します。したがってメールやツイッターに画像を添付するときやカット・コピーするときは最大で長辺が1024ピクセルになります。

設定アプリでiKKGonの各種設定をする
ホーム画面の「設定」アイコンをタップして、「iKKGon」をタップすると、文字サイズや同時タップの待ち時間などの各種設定を一覧表示します。

MacでiKKGonのiCloudデータを見る方法
MacにOS X 10.7.2以降がインストールされていて、iCloudの設定で「書類とデータ」にチェックが入っていると、MacからiKKGonのiCloudデータを閲覧・編集することができます。
Finderのホームフォルダから、オプションキーを押しながら「移動」メニューをクリックすると、「ライブラリ」が表示されます。それを選択し開き、その中の「Mobile Documents」フォルダを開くと、iKKGonのフォルダ「32******JR~com~Perky~iKKGon」があります。その中の「Documents」フォルダにiCloudデータがあります。
iKKGonのデータはすべてUnicode(UTF-8)でエンコードされた標準テキストファイルですから、「テキストエディット」で開いて編集することができます。編集され、保存されたデータはiPhone・iPadと同期されます。ファイルを追加したり、削除することもできます。

バックアップ
ファイルボタンをタップして「バックアップ表示」をタップすると、拡張子が.bakのファイルが表示されます。
バックアップファイルはiPhone(各デバイス)内に作られます。
元のファイルを削除しても、バックアップファイルは残ります。バックアップファイルを開いて保存すれば正規のファイル(.ictまたは.txt)となります。

英文入力モードの基本
「FYV」キーが入力する文字・記号・数字・カーソルなどを切り替える役割を持っています。

略語変換
iKKGonは英文入力時、登録されている略語をスペースキーで元の単語に変換します。たとえば、次の行のように文字を入力すると、その下の行のように入力されます。
i lo u ! ts is ik t ih kb .
I love you! This is iKKGon the iPhone keyboard.
登録されている略語は、sw.txtで確認することができます。
略語の登録は、行頭で、
-rg 略語 単語(句・文)
略語に使用できる文字はアルファベットの小文字と数字。単語(句・文)はどんな文字でもかまいませんが、TABは使えません。単語の1文字目に「-」を付けると前のスペースを取り除いて文字をつなげます。(-ing, -ed)
文の先頭文字は自動的に大文字になります。略語もこれにならいますが、略語登録時の単語の中に大文字が含まれていると、登録された通りに入力されます。(iPhone, iKKGon)
-rg xx
とすると、xxを削除します。
文字を入力すると、登録されている単語の候補を表示します。また、単語を入力すれば、逆に略語を検索することも出来ます。
改行コードとTABコードを単語に含められるようにしました(/n・/t)。
登録単語の最後に「^」を書き込むと、変換時には「^」は削除され、スペースの後、大文字で書き始められます。(Mr^・Dr^)

電卓機能
計算式を入力して「Calc」キーをタップすると計算結果を表示します。計算式に使える文字は、数字と+-*/=.だけです。
たとえば、12345*1.2345=と入力して「Calc」キーをタップすれば、12345*1.2345=15239.9と表示します。計算はすべて小数として計算し、計算結果の小数点以下第3位を四捨五入します。さらに小数点以下の数値が0の場合は小数点以下を表示しません。小数点以下第2位が0の場合もこれを省略します。
1+2*3-4/5=6.2
のように数値の数がいくつでも計算式通り(乗除算が先、加減算が後)に計算します。
「=」をつけなければ計算式を削除して計算結果だけを表示します。
計算結果はシステムのペーストボードにコピーされます。
計算式の最後に「,」をつけると、計算結果に桁区切りのカンマを入れます。計算式内のカンマはすべて計算前に削除します。
「=」をタップすると、「Calc」が表示されます。
ベーシックポジション(20キー)時に、右の親指キー2個を同時タップすると、数字モードに固定/解除されます。片手で電卓として使う時に便利です。

バッテリーチェッカー
iKKGonがインストールされているすべてのデバイスのバッテリーをバックグラウンドでチェックします。バッテリー残量が20%を切っていれば、アイコンにバッジを表示し、iKKGon起動時にどのデバイスかを表示します。
-bt:すべてのデバイスのバッテリー残量を表示します。

オートキーリピート
←→↑↓BS Delete「確定」キーのみタップしたままにしていると、自動的に繰り返し入力されます。

数字入力面からの記号のショートカット
数字を入力している時、「.」をタップすると、別の記号群に変化します。たとえば「:」をタップすると、「.」と置き換わります。「.」以外に「,」と「%」が同様に機能します。

WordCopyキー
カーソル位置にある単語・メールアドレス・URLを選択して、システムのペーストボードにコピーします。

UpperCaseキー
カーソル位置にある単語を大文字に変換します。ただし、カーソルが段落の先頭にある時は、その段落のすべての文字を大文字に変換します。

ドイツ語入力モード

ドイツ語入力モードへの入り方
-deショートコマンドでドイツ語入力モードを有効にします。この時、同時に日本語入力モードがオフになります。日本語を入力する時は、-jpショートコマンドを使ってください。-deショートコマンドでドイツ語入力モードを無効にしても、日本語入力モードにはなりません。
ドイツ語入力モードが有効になっている時は、AとOの同時タップで英語からドイツ語へ、同じ位置のIとAでドイツ語から英語へ切り換わります。

ドイツ語入力モードの基本
「BKV」キーが入力する文字・記号・数字・カーソルなどを切り替える役割を持っています。

ÄÖÜßの入力方法
Aのキーをタップすると、Eのキーの表示がÄに変わります。このキーをタップすると、AがÄに置き換わります。同様に、OのキーをタップするとEがÖに、UのキーをタップするとIがÜに、SのキーをタップするとCのキーがßに変わり、そのキーをタップすると置き換わります。

sch・sp・tzの入力方法
Sのキーをタップすると、Cのキーの表示がßに変わると同時に、Hがchに、Nがpに変わります。これらは、先のsに続けて入力されます。つまり、SHとタップするとschが入力され、SNとタップするとspと入力されます。同様に、tc→tzとなります。

文字+Space=略語入力
ドイツ語入力モードでも、略語入力を重視しています。このときの変換キーと言えるのが、Spaceキーです。文字のあとにSpaceキーをタップすると、登録されている略語に変換されます。
ドイツ語入力モード中に略語を登録すると、ドイツ語略語辞書(gsw.txt)に登録されます。
英語入力モード中に略語を登録すると、英語略語辞書(sw.txt)に登録されます。


お問い合わせ